機動戦士Vガンダム 5巻 エンジェル・ハィロゥ(富野由悠季)

hidariwakibara2004-02-15

読了。アニメで分らなかったけど小説版で分ったことをメモ。

  • カテジナ、ファラは強化人間にされていた
  • ハンゲルグ・エヴィンはカガチのバックボーンの木星船団公社と闘うためにリガミリティアの戦線を離脱した

アニメ・小説を通して楽しんでみて改めて思うことは、木星帰りの人々がどういう物の考え方をするのかもっとジックリ描いて欲しかったってこと。カガチやズガンが長い木星旅行の間にどんな境地へ至って何を望んだのかしっかり分りやすく描いて欲しかった。
そうだ!ウッソがシャアの子孫だったとかそんな設定はいいから、いっそカガチやズガンはカミーユジュドーの子孫ってことにすればいいんすよ!宇宙生まれのニュータイプ達の至った境地と、地球生まれのニュータイプ・ウッソ達のナチュラルな力が、どう対立したり共感したりするのかを描けばよさそうじゃない?そうすりゃ、過去の富野作品の問題点を乗り越えて、新しいテーマを引っさげて先に進んでいきます、みたいな分りやすい括り方もできちゃってさ。で、富野がインタビューで、「何でも分りやすく括って頭で理解しようとするから駄目なんです!世界はそんな分りやすいものではなく、有りのままを体感できる強靭な人のあり方がニュータイプなんです!」みたいな事を言うわけですよ!で、アニメのことをごちゃごちゃ考えてないで、そんな事悩んでる暇があったらソープ行け!女を抱け!てなもんですよ!