デイ・アフター・トゥモロー(監督 ローランド・エメリッヒ)

リョムさん・ゴニさんに誘われて、反射的に済し崩して観て参りました。
これが意外に面白かった。物語的に泣けるとか、テーマが斬新で考えさせられるとか、そういう高尚さはまったく無いけど。いわゆるハリウッド映画の範疇で十分に楽しませていただけました。伏線は分かりやすく張ってキチンと回収、主要キャラの死は最低限に抑えて後味悪くならないように、映像はあくまで派手で見栄え良く。映画館を出るときに忘れ物の心配が全く無い感じ。これはこれで立派です。レンタルより映画館で頭を空っぽにしてどうぞ。
父親がどれくらいの間、吹雪の中を彷徨ったのか、その時間経過がよく分からなかった点はちょっと気になりましたが。
あとアメリカ大統領の物凄くぞんざいな扱いも、考えてみるとなかなか珍しいかも。