先輩方と焼肉

hidariwakibara2004-07-16

会社のお仲間と焼肉を食べました。その途中、先輩が箸で掴んでいる食べ物を、自分の箸で掴んだら「何てことするんだ!」と怒られてしまいました。お骨を骨壷に移す葬式のシキタリであり、縁起が悪いそうです。すみませんでした。知りませんでした。
山から下りて来たばかりのハットリ君が、初めてテレビを目にして、「やや、小さな箱の中に人間が閉じ込められているでゴザルよ!しばし待たれ、拙者がすぐに助け出してあげるでゴザル!」と刀でテレビを両断、それを見たケンイチ君は仰天して半泣き「何てことするんだ、ママに何て言えばいいんだよー?!」「す、スまんでゴザル、拙者よかれと思って、、、」てな具合です。知らなかったでは済まない場合もあるので、注意して生きていこうと思います。ふざけたつもりが殺傷事件。死人を出した知恵袋。店をつぶした新メニュー。そんなところです。
考えてみるとボクチン、葬式に出たことが一回も無いです。自分の結婚式もやってないですな。けじめをつけずにダラシナク生きております。ハレもケもない科学の子です。
そんなふうに、風習としてのセレモニーに重きを置かない人が増えていそう、と思うのは自分中心に考えすぎですか。結婚式や葬式で商売している人は、セレモニーではなく日常のファッションとしての式を考えなくてはイケないかもです。イケイケ。
でもでも、伝統的な式は手順が込み入っていて面倒くさいけど、逆によくぞココまで込み入らせたものだな、よく考えたよなぁ、と関心もします。事細かな手順の多さは、エヴァンゲリオン起動のシーケンスとか、ヤマトの波動砲発射のシーケンスにちょっと似てますよね。もともと宗教的な意味合いで手順を増やして信者をその気にさせる葬式の手順。架空のロボットの起動を細かく描くことで視聴者をその気にさせるアニメ。……全く同じ手口ジャン。おー!ボクチン閃いた!アニメと葬式は同じ!