バレエ・カンパニー(ロバート・アルトマン)

アメリカに実在しているバレエ団を題材にしたドキュメンタリータッチのフィクション。ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴのダンサーが大量に参加していて、そりゃもう猛烈にドキュメンタリータッチ。どこまでフィクションでどこまでリアルなのか、どこから素人ダンサーでどこからプロダンサーなのか気になる映画でした。
一番目を引いたのは、稽古場で伴奏するピアニストさん。目の前で、ダンサーと振付家がどっちもどっちのエキセントリックさで大喧嘩していても、全く動じず要求された伴奏を淡々とこなしていて、誰よりもプロっぽかったです。