ヨイコノミライ! 1巻(きづきあきら)

読了。これ面白いかも。
高校のマン研部を舞台にした漫画で、主人公の井之上君は漫画編集者を目指している、オタクにしては好感の持てる少年です。
そんな井之上君に巨乳美少女の青木さんが急接近！ラブコメ路線に行くのかと思ったらトンデモナイ！
なんと青木さんは、キモいオタク達をせせら笑い、甘ちゃんなクリエイティブ志向を踏みにじる事を目的に、マン研に近づいたのでした！
巨乳美少女の青木さんは影で笑っているのです！
批評と感想の区別もつかない自称批評家オタを！
みっともないコスプレしながら他人の容姿にイチャモンつけてるコスプレオタを！
前世の話を嬉々として語り同士意識を高めて興奮している霊感少女オタを！
クラスで浮きまくっている声優を目指しているオタを！
詩的な美意識でリストカットを繰り返す自意識過剰オタを！
コンプレックス吹き溜まり。とにかく痛々しくて目が離せません。
本編で青木さんのパーソナリティについて伏線を張ったりしておりますが、個人的には他意も無くひたすらオタクが痛めつけられる、オタクの為のマゾヒズムコミックとしての道を突き進んで欲しいです。
お薦め気味です！