僕と君の間に 1巻(鈴木央)

hidariwakibara2004-09-22

読了。
少年ジャンプで「ライジングインパクト」「ウルトラレッド」を連載していた鈴木央の最新作。連載誌をウルトラジャンプに移して、青年向け&オタ向けのファンタジーマンガにチャレンジしてます。
主人公は、巨大な滝に四方を囲まれた島に住んでいて、島の外に出る術が無い。島にはかつての機械文明が残したガラクタが沢山残っていて、主人公はそのガラクタを使って飛行機を作って、島からの脱出を試みるが、、、というお話。
外の世界に一体何があるのか?こういう設定にボクチン、弱いです。で大抵、外に出てしまった途端に急に興味が無くなっちゃうのな。本作は果たしてどんなものか。


似たような設定で話が始まる本をついでに紹介。アマゾンアソシエイター。

世界が滅ぶほどの戦争を、「緑の石」の生み出すバリアで乗り越えた村。しかし戦争終了後も「緑の石」のバリアを消す術がなく、バリア内に閉じ込められたまま、村は緩やかに衰退していく。一度も村の外の世界を知らない少年ノビトは、小高い丘の上に立ち、「言葉を投げる魔法」で外の世界に助けを求めつづける、というお話。
児童向け小説なのに、なかなかシビアで切ないラストが忘れられません。