家畜人ヤプー 4巻(原作:沼正三、作画:江川達也)

hidariwakibara2004-10-14

読了。
肉便器・舌人形・生体家具など、あらゆる物に加工されて未来帝国イースで消費される、日本人の未来の姿「ヤプー」を描く、超妄想マゾヒズムSF作品の決定版。
「マンガを読む」、そんなお手軽な方法で、これほどの妄想が楽しめるのは『家畜人ヤプー』だけであります!
第4巻では、麟一郎の肉体が、ちゃくちゃくと「ヤプー」へと改造されていく様が、克明に描かれていきます。全裸でもヘッチャラだが服は化学的に着れない肉体に華麗に変身です!家畜はデフォで全裸であります!
また鳥篭の中の鳥の糞を掃除する為だけに生み出された小型ヤプーも衝撃的。鳥についばまれて命を落とす事もままある環境で、甲冑を着込み、必死で鳥の糞の後始末をする未来の日本人の姿に、心が震えますよ!
読んどいて損なしです。原作小説に挫折した人に特にお薦めです。