美少女ゲームの臨界点+1

東浩紀責任編集の美少女ゲーム評論本です。
この本の中で、夜ノ杜零司って人が書いている「KANON」のレビューが面白かったです。
夜ノ杜さんは「KANON」が大好きで、プレイする度に号泣しちゃうそうです。そんな彼がリアルで付き合っていた彼女が精神的に弱ってきてしまって狂言自殺などを繰り返すようになり、やがて彼女の事が手におえなくなってしまったそうです。とうとう夜ノ杜さんは別れ話を切り出して、そしたら彼女が泣き出してしまって、泣きじゃくる彼女を見ていて何故か夜ノ杜さんも泣き出してしまって、泣き出した時のその感情に覚えがあって、なんだったっけと泣きながら思い出したのがエロゲーの泣けるシーンでした、っていうお話がもう脳がとろけてて素敵だなと思いました。
読んでいるこっちもとろけそうです。