昴-スバル-

hidariwakibara2009-03-20

お子ちゃんがいるので、順番に子守しながら観て来ました。「め組の大吾」や「カペタ」で有名な曽田正人の同名コミックを映画化した作品ですな。
狂気じみたダンスの才能で人生に立ち向かうカリスマバレエダンサーのお話。

良かったところ
黒木メイサが超昴っぽい。自己中で破天荒だけど意外と可愛いところもある昴を良く再現してましたぜ。
・ストリップ劇場の連中(桃井かおり前田健)との人情ドラマ。泣けた。
ボレロでたちの悪い客を黙らせるところと、ストリートダンサーとのダンス勝負。

でも上記の良かった所意外はおおむね駄目だったかも。。。
原作の魅力はなんと言っても四次元殺法のような狂気じみたダンスで困難をねじ伏せていく気持ち良さにあるので、そこのところをもっとがっつり見せてほしかったっす。特にラストのコンクールのコンテンポラリー。ダイジェストスロー映像と泣けるBGMと台詞とかじゃなくて、がっつり舞台を見せてほしかったです。

あとライバルの韓国ダンサーの演技が異常に野暮ったいところとか、コールドのオーディションだったのに何故か本番の舞台では四羽の白鳥を踊ってたりとか、いろいろ気になる気になるぜー。