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Perfumeのっちのお泊り愛報道が意外とショックで、何でじゃろ、別にのっちの純潔を信じ抜いてるからPerfumeが好きってわけでもないのに、何でじゃろ。と不思議に感じていたのですが、さっき読んでた初音ミク特集のユリイカ増刊に分かりやすく説明されてたので、以下抜粋。(組み合わされる少女 著：さやわか)

要するに、それまでのアイドルにいかなるキャラクター性や戦略が織り込まれていてもファンは意に介さなかったが、それは自分達が自由に物語を読み出すための「きれいな偶像性」が整備されていることが条件だったのである。ここにおいてはアイドルが現実において処女であるかどうかは本来的には不問に付されるべきだが、しかし非処女性の顕示は特定の物語(＝現実)への接近によってアイドルの「きれいな偶像性」を損なわせ、ファンが自由に物語を読み出す障害となり得てしまうため許容しがたい、というものである。

言われてみれば当たり前っぽいですがすげー納得しました！なるほどー、非処女性を顕示しないこともプロのアイドルの仕事のうちですわな。
その昔、「ぼくの地球を守って」という人気マンガの作者が「この物語はフィクションですよ！」というフィクション宣言をした時、ファンの少年少女がショックを受けてる様がよく理解できなくて、どう考えてもフィクションである物語のフィクション宣言で何でショックを受けるんだ？と思ってましたが、すげーいまさらその気持ちが分かった気がするわ。というわけで今更ながら初音ミクのCDを買ってみようと思います。なんか気持ち悪いこと書いた気がするけど、おしマイケル。