フューチャーシネマ

hidariwakibara2004-02-22

『FUTURE CINEMA――来たるべき時代の映像表現に向けて』という展覧会に行ってまいりました。いろいろな映像技術を使いながら映像表現の未来形を探る、みたいなお題目で、30くらいの映像作品が展示されておりました。
入場するとすぐに中央のステージで、知らない文化人3人によるディスカッションが開始されて、バカ正直にこのトークを1時間以上も聞いてしまいました。文化人3人の内の2人は映画を崇拝しているようで「シネマ」を「スィネマ」って発音していたのが印象的でした。僕は、ユーミンを崇拝しているので「ユーミンちゃん」と呼びますがそれと一緒ですね!話の大まかな内容は、「映画はCGのような新しい表現ツールやコンピュータによるインタラクションの出現によって新しい可能性を得た」みたいな感じで、古い知らない映画のを引き合いに出しながら語ってくれました。1900年代前半の映画など良く知らないのでなんともいえませんが、映画の中だけで語らず、TVの普及やTVゲームの表現進化についても言及したほうが面白い話になるのではないかなぁと思いました。
で!実際の展示物ですが「藤幡正樹」という人の《フィールド・ワーク@アルザス》という作品がスゲーよかったです。しかもこの人さっきのつまらない興味深い話をしていた文化人の一人だよ!ダーイ好き!どのような作品かというと、説明するのが凄く面倒な作品だったので説明しませーん。ええと以下のサイトに簡単な説明があります。この作品だけはホントおすすめです。
http://www.ntticc.or.jp/Calendar/2003/Future_Cinema/Works/fieldworkalsace_j.html