アダプテーション(監督 スパイク・ジョーンズ)

「マルコビッチの穴」で名を上げた脚本家が次回作の脚本が書けずにジタバタする話。凡百のハリウッド映画とは一線を画すポリシーある作品を志すも、映画自体は(脚本家本人も)引きずり込まれるように下世話なモチーフに埋もれて行くのですな。退屈しないで見れて十分面白い。けれどなんとなく物足りないような気もする。物足りなく感じるのは、ボクチンがテーマを読みきれて無いせいなのかも、って気もします。
主演のニコラス・ケイジはボクチンが見分けることが出来る数少ない外人さんの一人。顔が長くて禿げてる→ニコラス・ケイジ。顔が長くない、禿げてない→ニコラス・ケイジじゃない。