スパイダーマン2

hidariwakibara2004-07-12

見てきました。以下、ネタばれの配慮が無いです、注意。
敵の設定が素晴らしくデタラメです。敵になっちゃう博士は、核融合とか利用したノーベル賞物の凄いエネルギー炉を作っています。で、そのエネルギー炉は凄いエネルギー炉なので人間の手では操作できません。凄く危ないです。そこで博士が作り出したのが、人間の小脳と直結して動く、AI搭載型の、凄いマシンアームなのです。背骨に沿っておもむろにガチョンって装着して、マシンアームから痛そうな針がキュキュと打ち込まれて、見るからに禍々しい御姿に大変身です。マシンアームだけでも大発明ですよ!博士!凄い!結局、マシンアームのAIが暴走して博士は敵になっちゃうのでした。
さらに最後にはエネルギー炉が暴走して、街が吹き飛ぶ・吹き飛ばないの大騒動になっちゃいますが、正気を取り戻した博士が暴れハッチャクばりにグッドなアイデアを思いつきます。
「(エネルギー炉を)川の中に捨てるんじゃ―!」
あ、そうか!…そうか?まぁいいや、パンツの中身は一緒だよ!大団円バンザーイ!
えーと、設定のデタラメはわざとですよ、きっと。そこ重要じゃないんです。野暮です。ドカーンドカーンってアクションがカッコ良いことがスパイダーマンの本分ですし、そこのところはバッチリなのです。高所恐怖症の人が見たら尿漏れしちゃうんじゃないかってシーンもチラホラです。
ヒロインのコは、主人公とよりを戻さずに飛行士の彼と結婚しちゃえば良かったのにね。で、3からはニューヒロイン登場、のほうがよかったなり。スパイダーマンの人が、デジセロの中の人に似てるような似てないような気がする所も見逃せません。