もっと!もっと!矢追純一

hidariwakibara2004-09-30

今日、お昼を食べているときに矢追純一の話が出ました。矢追と言ってまず思いつくのはUFOですが、ちょっと待てと、UFOだけじゃないよと、言いたいわけです。
ボクチン、どこかで読んだ事があるなりよ!矢追のUFO話は確かに面白いけれど、氏自身の生い立ちのお話もかなり面白いんだ、と言う事を!
ってな事を自慢げに話しはじめたは良いけれど、肝心の矢追の生い立ちがどんなだったか、漠然としか思い出すことが出来なくて、見事に赤っ恥でした。知ったかでした。でもウソじゃないんすよー。
職場に戻ってからWebで「矢追純一 生い立ち」等と調べてみても、ろくな情報がヒットしないし、こりゃもう仕事どころではないのです。気になるのです。
てことで、急ぎ帰宅して本棚を引っ掻き回して探していたら、出てきましたよ、ブツが。やっこさん、こんな所に隠れてやがった。

この本は、「オカルト否定派」大槻義彦と「あったら良いな派」大槻ケンヂが、それぞれのスタンスでオカルト現象を紹介するという本で、「W大槻って事で本ができんじゃね?」の一点突破で作られた、なかなかトホホな名著なのです。
この本に掲載されている桜玉吉によるマンガ「UFOと私」の中に、問題の矢追純一についての記載がありました。
要約すると以下のような感じでございやす。

桜玉吉が雑誌の対談企画で、矢追純一にUFOの話を聞くが、聞いたことある話ばかりでつまらない。ためしに生い立ちを聞いてみたら、そっちの方がUFO話より100倍面白いじゃないか!
矢追氏は語る

満州で豊かな暮らしをするヤオイ少年

目の前で友を銃殺されるヤオイ少年

敗戦でいきなり貧しくなるヤオイ少年

たくましく生活をささえる母を見て育つヤオイ少年

命からがら日本へ引き上げるヤオイ少年

そうだそうだ、満州で生まれ育った体験談が面白かったんだ!スッキリしたわ。スッキリしちゃうと極めてどうでもいい話でしたな。

ついでに「矢追純一 満州」でGoogleかけたら、こんなサイトが出てきました。
http://www.xeneph.com/shin11.htm
このサイトでも満州時代に、友人が目の前で銃殺された事について書かれていますね。
でもそんな事より、エスパー清田が作詞作曲した『Birhtday −あの日に−』という曲がおもむろに紹介されている事が100倍面白いじゃないか!