下弦の月

hidariwakibara2004-10-09

台風の中、『恋の門』を観に行ったのですが、これが台風にも関わらず大人気で、予定していた回に入場できずじまい。仕方なく次の回のチケットを買って、時間つぶしに『下弦の月』を観賞しました。
これが、かなーり微妙な出来栄えです。
栗山千明が演じる美月ちゃんが、ちょっと浮気性の彼氏(成宮寛貴)と、前世で恋人だったロックミュージシャンの幽霊(HYDE)の間で、三角関係な恋心に揺れちゃいますよ、ってお話です。
こう書くと実に馬鹿らしい話に感じますが、実際馬鹿らしいお話な上、『前世で恋人だったロックミュージシャンの幽霊』の配役にHYDEを持ってくる事により、その馬鹿らしさはほとんどハイブリッドギャグの領域にまで高められているのです!
あー『前世で恋人だったロックミュージシャンの幽霊』(HYDE)って文字列が、この映画の本質を鷲づかみにしてるよ!重要キーワード!リピートアフターミー!『前世で恋人だったロックミュージシャンの幽霊』(HYDE)!
だってさ、彼氏の浮気が発覚して傷心で夜の街を徘徊していて、たまたま見つけた不思議な洋館に何となく不法侵入してみたら、中ではHYDEがギター弾いてるんだぜ?!で「君の為に作った曲だ」とか言うんだぜ?!ここで笑わないでどうする!って感じです。
栗山千明のメイクも目の下ラインがクッキリしてて引田天功みたいだしな。
HYDEが好きなら!