ネコソギラジカル 上巻 十三階段 (西尾維新)

hidariwakibara2005-11-16

西尾維新の人気シリーズ「戯言シリーズ」の完結編。戯言遣いの"いーちゃん"と、狐面の男率いる"十三階段"の対決が描かれる。
「凄い血筋を引いてて凄い能力を持つ」とか「凄い組織に属していて凄い能力を持つ」みたいなキャラクタが大量に出て来て戦いそうで戦わない。そして実際にどう凄いのか実感できないまま、キャラクタ達は思わせぶりな台詞を饒舌に語って退場していく。そんな300ページ。
そもそも主人公のいーちゃんからして、凄いのか凄くないのか、どんな奴なのか、さっぱり把握できない、、、。一巻から読んでるのにな。
「この余りにも饒舌で空虚な語り口こそが戯言でした」というのが最後に明かされる謎、そんなミステリなのかな??
このあと中巻・下巻と続きます。毒を皿までぺロリだぜ。がんばろう。
崩子ちゃんの契約時の台詞は萌えた!