ナチュン 1巻(都留泰作)

hidariwakibara2007-03-13

事故で左脳を失った天才数学者が、何をトチ狂ったか、イルカを撮影したビデオを学会に送りつける。それを観た主人公の大学生が、人工知能を実現する天啓を得た!という気分になって、イルカを観察するために沖縄へGO!で、沖縄で知り合った漁師のオッサンと共同生活をする。というお話。ダーリンさん達が沖縄に行ったと聞いて、ちょっと沖縄気分を楽しみたくなって読んでみました。
イルカに隠された人工知能の謎も気になるが、それは続刊にゆずるとして、沖縄でのオッサンとの日々も読んでてなかなか面白いからまぁいいか。なんくるないさ。って感じ。面白い。
ちなみに「ナチュン」とはウチナーグチで「泣く」の意味らしい、とググったら出てきた。
しかも作者は富山大学助教授をやってる文化人類学者なんですな。知らんかった。