素晴らしい世界 2巻(浅野いにお)

hidariwakibara2004-05-20

読了。Amazonの書評とかWebとかでヤケに評判の良い連作短編集の第二弾、これにて完結。本人同士は赤の他人だけれど、彼らが生きる世界は地続きで繋がっているそれぞれの短編で、大した事でも無いような、でも当事者にとっては大変なような、ちっちゃくて大きい日常が描かれます。結構達者で素敵だとは思いますが、ボクチンの心には取り立てて響かなかったので、もうボクチン的に通り過ぎてしまったマンガなのか、ボクチンはオッサンになっちゃったのかと、ちょっぴりヒヤリとしました。
一番心に残ったのは、地味目でハジケられない女子高生が移動教室前に寝過ごして一人教室に取り残されて、二つの机に片足ずつ乗せて仁王立ちしてみるシーン。ボクチンの好きな青春の香り。
間違えて買っちゃって、1巻を2冊持っているので、希望者がいれば一冊譲ります!