まな板の上の夢

hidariwakibara2005-01-15

友人たちと旅行をしている。道すがら何か食べながら観光しようと思って、店に入る。店内は真っ白でオシャレで、食料品店というより花屋といった印象。花屋の印象でディスプレイされている食料品は、どれも知ってるような知らないような物ばかりで、食べている時の気分が予想できない。どれを買おうか迷っているうちにすぐに靴が脱げてしまう。店の外で待っている友人たちに置いていかれそうな気がしてあせる。でもすぐに靴が脱げてしまう。意識的に脱いだような気もする。やっぱり友人たちは先に行ってしまったようだ。食料品は買ったか買ってないかのどっちかだ。だから道すがら食べたり食べるものが無かったりしていると、オナプヨさんに会った。全く知らない人の顔が知覚の速度でオナプヨさんの顔になった。オナプヨさんは病み上がりの顔つきで、少しばつが悪そうにしている。ここにいるはずが無い顔に突然に出会うと、よく知っている顔でも他人の顔に見えるんだな、と思ったがそう言えばここはオナプヨさんの生活圏内だったと思い直した。