レ・ミゼラブル 少女コゼット

2007年に全52話が放送された名作劇場24弾。
一週間くらいで一気に見ましたが、面白かった!
主人公は物語冒頭では3歳なのですが、その子が大人になり結婚して親になるまでが52話もかけてたっぷり描かれます。ワンクールのギャルアニメばかり見てる中でこれを見るとかなり新鮮&骨太!フレッシュ&太ボーン!
骨太なだけでなく萌えもある。コゼットのような素直な美少女と二人っきりで旅したい!多くのオッサン視聴者がそう思ったはず。したいなぁ旅。
そしてエポニーヌも良い!彼女の最期のセリフのロマンチックさは異常。「私、あなたにいくらか、恋してたみたい」。これはマジ名セリフだわな。妹のアゼルマより貧乳に描かれているのも良い。それにつけても名セリフだ。うっとり。
そんな美少女二人から思われる色男マリウスはいまいち魅力的に思えんのだがどうか。あんな苦労知らずなお坊ちゃんがモテるのかーと思う。善人ではある。僕が付き合うんだったらクールフェラックの方がまだいいかなぁと思う。
読もうと思ったらかなり骨が折れそうな古典小説を、ラクにアニメで楽しめるところも良いですな。wikipediaに原作小説との差異がかなり細かく記述されているので、アニメと合わせて読むと、原作を読んだも同然な気分になれます。ああ無常について俺語れる!しかし、ああ無常ってほど無常ではなかったように感じましたな。バルジャンはそれなりに情けのある最期だったと思うなぁ。「ABCの友の会」の面々の末路は無情だったが。Vガンダムの最期のほうみたいだったなぁ。ああ面白かった。こういうのがもっと見たいです。